光回線・ネットが遅い?!「光回線の三大速度低下ポイント」とその解決策を徹底解説!

ネットワーク

在宅勤務等でお昼の通信量が混雑している、なんていう記事もありますが、時々夜ネットを利用していると通信速度が遅いなと思うことはありませんか?

実はこれ、比較的低コストで解決出来るかもしれません。今回は速度低下するポイントと、その解決策について紹介していきます。

ネット回線が遅くなる「三大速度低下ポイント」

ネットで色々固定回線が遅いと言われていますが、実際は殆どが以下3点の原因です。

通信速度が低下しやすいポイント

1位: NTTの「網終端装置」での混雑

2位: マンション内の回線の混雑

3位: Wi-Fiの混雑状況

1位: NTTの「網終端装置」での混雑

NTTの網終端装置?って聞き慣れないですね。光回線は自宅からNTTまで続いています。そしてその先のNTTの装置が混雑している場合が多いのです。

こんな人は要注意

  • 「v6プラス」「IPv6オプション」等というサービスを契約した覚えがない
  • 光回線サービスを昔から(10年以上)利用している

網終端装置での混雑の症状

  1. 夜や休日の夜は決まって遅くなる
  2. 遅いときは、ルーターの再起動をすると改善することもある

NTTの「網終端装置」での混雑の原因

通常インターネットに接続するために、PPPoEという方法でプロバイダに接続します。PPPoEを利用すると、自宅~プロバイダの接続ポイントまでの経路で必ず「網終端装置」を経由します。

インターネットの通信量は増加する一方、この網終端装置が、セッション単位(利用者数単位)での増設しかできない仕組みのため、年々混雑が発生しているのです。

一方、網終端装置を利用するPPPoE方式を利用しないインターネット接続方法が少し前からサービス開始されています。各利用者全てにIPアドレス(IPv6アドレス)を割り振り通信可能にするIPoEという方法を用いた新しい接続方式が各プロバイダ等から提案され始めています。(サービス名「v6プラス」などという名称で提供されているようです。)

現在大手プロバイダはこの網終端装置を利用しない方法を開発し、高速・高品質を打ち出しています。

細かい情報

IPoEで有効になるのはIPv6と呼ばれる新しい方式の通信方法のため、単体では従来の通信(IPv4)で接続できる宛先にはつなぐことができません。「v6プラス」等のサービスは、「IPv4 over IPv6」と呼ばれ、IPv6の通信で従来の通信方式(IPv4)の通信を包み、プロバイダ等のネットワーク内でその包みを外すことで、IPv4の通信も可能にしています。

NTTの「網終端装置」での混雑の解決策

解決策は単純で、「v6プラス」等のIPoEを用いた通信方式を契約することです。これが可能なプロバイダの場合は、オプションを申し込み、専用のルータを利用することで利用開始となります。

NTTの「網終端装置」での混雑の解決策

  • 【おすすめ】IPoE方式の利用オプション(v6プラス等)を申し込む
  • 【普通】WiMAX2+やSoftBank Air等のBWA系サービスを利用する
  • 【難しい】宅内に独自に光回線を引き込んでもらう

上記が何となく嫌だと言う場合にはWiMAX2+等のインターネット系サービスや、もしくはNuroやauひかり等、フレッツの回線を利用しない回線の契約も良いかもしれません。でも他の2案は面倒くさいと思いますのでおすすめできません

2位: マンション内回線混雑の症状

この混雑は、「1.網終端装置の混雑」によるものと比べると可能性や影響度合いは低いと考えられます。そのため、まずは 「1.網終端装置の混雑」の対策を行ってからが良いです。

新築ではないマンションやアパートに住んでいる方で光回線が最近遅くなったなという方はいますでしょうか?マンションの場合、一軒家の場合と比べると遅くなりやすいといえます。

こんな人は要注意

  • 新築でないマンションに住んでいて、VDSLで通信している

マンション内混雑している回線の症状

  1. 夜や休日の夜は決まって遅くなる
  2. 遅いときは、ルーターの再起動をしても遅い状態が続く

マンション内回線混雑の原因

マンションの回線混雑の原因は、基本的には回線を皆で利用するため発生しています。また、通信方式も一軒家とは異なり、一部の新築でないマンションによっては途中、電話線を経由する等の環境要因もあります。

マンション内の「光回線」は、実は光回線じゃないことが往々にしてあります。例えばVDSLというVDSLの場合には、複数戸で共有するという影響もあり、更に最大100Mbpsにまで速度が低下します。また、電話線の場合は電磁波に弱いという問題があります。

また、自室まで光回線が届いている場合でも、1Gbpsを全て自分のものとして使えるわけではないです。具体的にはスプリッタと呼ばれる1本の光回線を複数人で共用する仕組みがあり、それで分割されているのです。噂では最大32分割されているようです。

ちなみにNTT東西の回線を利用する場合には、一軒家でもマンションタイプでも一律、1Gbpsの光ファイバーを最大32件で分割するとのことです。もちろん、分割する世帯がなければ数人で使える可能性もあります。一方、マンションの場合には既に入居者が周りにもいるので混雑具合としては高そうですね。

VDSL方式光配線方式
分割▲: ???分割
(32分割と同等かそれ以上と想定)
▲: 32分割
※一軒家同等だが密集しているので遅くなる可能性が高いと想像
宅内までの通信方式▲: 電話線: 最大100Mbps
 宅内からは電話線のため、電磁波の影響で低速化する可能性あり
○: 光回線: 最大1Gbps

解決策

冒頭でも記載しましたが、こちらは網終端装置の混雑の可能性を潰してから対応してください。

マンションの共用通信経路に問題がある場合、もはや自身で光回線を引き込むか、SoftBank Air等の無線系サービスを利用する他ありません。

マンション内回線混雑の解決策

  • 【おすすめ】WiMAX2+やSoftBank Air等の無線系サービスを利用する
  • 【難しい】宅内に独自に光回線を引き込んでもらう
    ※「網終端装置」が混雑している可能性もあるので、要確認

この2つであれば、まずはSoftBank Air等の無線系サービスを利用してみるのが良いでしょう。SoftBank Airの場合には8日間無料でお試しが可能となっています。通信速度や、エリアなどをお試しいただけると思います。

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3位: Wi-Fiの混雑

Wi-Fi(無線LAN)は、特定の周波数帯(2.4GHz帯/5GHz帯)を使っています。もしお隣さんもWi-Fiを吹いている場合、隣人のWi-Fiの電波は、自分の家の電波と干渉し、通信しづらくなることがあります。

特に、2.4GHzの周波数帯を利用したIEEE802.11 b/g/nという古い規格のアクセスポイントの場合は顕著に干渉が発生します。帯域幅に対してチャネル(Wi-Fiの電波の中心周波数の設定)毎の幅が小さいためです。

こんな人は要注意

  • 古いWi-Fiルーターを利用している
  • IEEE802.11 b/g/n

Wi-Fi混雑時の症状

  1. Wi-FiでLINE通話やYouTube等動画視聴時にブツブツ切れる
  2. 気づいたら4G(モバイル回線)で通信していた
  3. なかなかWi-Fiにつながらない

解決策

解決策は単純で、Wi-Fiは、可能な限り2.4GHz帯を利用しないように設定すること(IEEE 802.11 n/g/nを使わないようにする)です。電波が届かない場合には有線LANを利用したり、複数個Wi-Fiアクセスポイントを利用することも良いでしょう。

Wi-Fiの混雑の解決策

  • 【おすすめ】干渉を少なく運用できる、5GHz帯のWi-Fi(IEEE 802.11 a/ac)に対応したWi-Fiアクセスポイント(親機)を購入する
  • 【簡単】 5GHz帯のWi-Fi(IEEE 802.11 a/ac) を優先利用する
  • 【普通】Wi-Fiアクセスポイントを複数設置する
  • 【簡単】有線LANを利用する

おすすめのWi-Fiアクセスポイント

Wi-Fiルーターの決め手は「IPv6(v6プラス)対応している」「ビームフォーミングに対応している」という点です。うごスマがおすすめしているのは「WSR-A2533DHP3」がおすすめです。

まとめ

ネットの接続が遅くなったときに確認したい3点を説明しました。特にPPPoE方式で接続している覚えがある方には網終端装置の混雑についてはしっかりチェックしていただきたいです。

通信速度が低下しやすいポイント

1位: NTTの「網終端装置」での混雑

2位: マンション内の回線の混雑

3位: Wi-Fiの混雑状況

Wi-Fiの切断などに困っている方も新しいルーターは快適に利用できる事が多いのでぜひお試しください。それでは。

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